「真田君はかなりボロボロだね。」




「・・・っ、俺これが終わったら記憶飛んじゃうんだ。」





どういうこと?




「ふふっ、そうね。妖精の力で記憶を操ることができるの。だから昨日勾玉を奪った後真田君の記憶は消した。」




そして、ワンピースのポケットから紫色の勾玉を取り出した。




「あっ!」




「返さないよ、私を倒すまではね。」




不敵に笑った。


茉綾ちゃんと一緒の笑い方。




ヒュン-----



黄色い光線が私たちの間を突き抜ける。