そして、連れてこられた場所は昨日私が三守君と話したであろう場所。
「ねえ、真田君について嗅ぎまわっているのって三守君と柚子ちゃんだよね。」
「そんなことっ・・・」
「ないとは、言わせないよ。」
可愛い笑みの奥には不気味な何かが潜んでいるように思えた。
「有海ちゃんと私の計画邪魔しないでくれるかな。」
「・・・やっぱり、何か関係してたんだ。勾玉がなくなったことも。」
「そこまで調べてたんだね。えらい。」
ぱちぱちと拍手してくれるけど、本当に怖い。
いつもは優しくておしとやかなのに。
・・・やっぱり魔界では自分の欲望すべてが出てくるって本当なんだ。



