「どこ行くつもりなの?」 「茉綾ちゃん、離して。」 普段のおしとやかな茉綾ちゃんからは考えられないほどの力で腕をつかまれた。 「どこに行くのか聞いてるの。」 「真田君のところに・・・行く。」 腕をつかまれたものすごい力のせいでうまくしゃべれない。 「じゃあ、ちょっと来て。」 「痛いっ!」 来てっていうか引っ張られてるんだけど。 でも、部屋にいるみんなは気づいている様子はない。 しょうがなく自分の力で茉綾ちゃんについていくことにした。