チッラ

輝喜君は、一度私を遇われた人を見る目で見てきた・・・・。
だが、また斗真に視線を向けた。

・・・・・・・、今のなんですか?
軽くショック。

「輝喜、俺ぜってぇ勝つぜ。」

無理だな、斗真お前じゃ無理だあきらめな。

「ふぅ~ん。」

反応うすっ、もう少し『俺が勝つとか』言わないの?
まぁ、言わないところ輝喜君らしい。

「お~い、斗真こい!」

「やっべ、コーチに呼ばれたから行くわ。」

「あぁ。」

やっと、行ってくれた。

「あの、輝喜君・・・・。」

「何。」

「応援していいですか。」

「ダメっ。」

ガビーン

「嘘。」

「えっ、」

「勝手にすれば。」

それって、応援していいてことだよね。


やった、一生懸命応援しよっと。