「言ったな・・・。約束は守れよ。」


そんな時に現れた輝喜・・・・、タイミング悪っっ!ちょっと、空気読もうよ!
こんな時どうすればいいの?

よく考えるのよ、私。きっと、何が得策か出てくるはず・・・。


   ‘!’

私の脳内に、びっくりマークが現れた。
ひ、ひらめいた。



ぐっふっふっふっふ



こんな時は、知らない人に成りすますのが一番だ・・・・。


「ナンノコトデスカ?イミフメイデスネ。」


外人さんに成りすます。
さすが、私・・・・ナイス考えとしか言いようがない。



「おい、花音。外人に成りすましたいなら、英語で話せ、ばーか。」


「英語が分からないの・・・・。」


っは!

ナニ私外人風に話してないの!
ばれてしまう・・・。


私は自分の失態に気づく。
でも、ここでくじけてはいけない斗真なんかに負けてたまるか。


「ワタシニホンウマレ!」



日本生まれって設定にしよう。


「日本に、生まれたら日本人のように日本語上手に話せるぞ~。」



っは!

二度目の失態に気づく・・・・・
私なんということだ。


もう、ごまかせきれなくなってしまった