「なんで、笑ったの~?」

「お前じゃないよ。好きな奴、そんなわけない。」

「てれちゃって、もしまだすきなら付き合ってもいいけど。」

てれてねぇ~!自意識過剰にもほどがある・・・。

「勘違いもほどにしな。ぶす女。」


毒舌男、斗真がやってきた。斗真の手にはにんにんにこちゃんマーケットの袋が。お前も行ったの?


「ぶす女ってひどい!」

「ぶりぶりすんじゃねぇ、ぶす女。輝喜の好きな奴は髪は長くてきれいで、小顔で小柄で性格もいいやつだぞ~。お前じゃぜんぜんむりだねぇ~。」



そういうと、ゲラゲラ笑い始める斗真。


「相変わらず、ぶす女の扱いはひどいな。」


っは!ツイ心の声が!

「もういい!ふざけえんじゃねぇ!ぶす男ども。」

投げ言葉を言ってきた絢。
俺何で、こいつの事すきだったんだ?


謎だ・・・・。


「早く、入るぞ輝喜。」


「おう。」


がちゃ

斗真が、鍵を開けて家の中に入る。
俺もそれに続き入っていく。


「にんにんにこちゃんマーケットって、そんなに有名か?」


「安いぞ~、板チョコ58円だぞ~。」


安い・・・!今度行こう・・・・。