結香side


学校に行くと、花音が居なかった。

いつも、私より先に学校に居るのに・・・。



放課後花音の家に行ってみよう。


~放課後~


ピンポーン


花音いないのかな?
そう、思いながらもノリ感覚で花音の家のドアノブを手にかけ、開けてみると。


がちゃ


ドアを開いていた。花音って不用心だな・・・。

「花音。」

家の中に入ると、寝ていた花音が居た。
もしかして、コンな時間まで寝てたの!


花音をおこそっと。


その時、一つの写真が目に入った。
これって・・・、何でこれがあるの

あの時の―・・・の写真が・・・。



それの近くにあった、手紙を手に取り見ると


怒りが体の中から溢れた。


伊藤マリア・・・・。




ふざけてる・・・。
そんなんまで、輝喜がほしいの?





人の、感情を持て余して・・・。