花音side

トクン

トクン


胸の鼓動が止まらない・・・・
顔が熱い・・・・・。


「輝喜君、好きです。」


「知ってる。あと俺の事君付けしないでいいから。」


「はい。」



えっへっへっへ、嬉しいな・・・・。


「輝喜」


「なに?」


「呼んだだけです。」


初めて輝喜って呼んだ・・・・。


「花音。」


「はい、なんですか?」


「呼んだだけ。」


そうですか。もしかして、今先のお返しですか。
輝喜君が可愛いです・・・・。