甘くて危険な輝き~GOLD PRINCESS~


「……ってえ!」


馬乗りになってた男のみぞおちを蹴った


「なにすんだテメェ!!!!」


こっちのセリフ


「おい、やっちまおーぜ!!!!」


やる、というのは、さっきとは違う意味らしい


「………ハァ」


めんどくさい……


ビュッ


目の前から拳が飛んでくる


あたしは首をかしげる程度に動かしてよけ、


目の前の男を思いっきり蹴った


「ガハッ!!!!」


何か吐いて倒れた


「な、なんだテメェ!!!!」


………びびってるじゃん


「ただの、高校生?」


適当に答える


「そ、そんなわけねぇだろ…
お前の名前は、たし、か………
笹木……」
「…そんな奴、レディースにいなかった、はず……」


「レディース?なにそれ、ださ」


1人の男の顔面に殴った


するとソイツは簡単に意識失って倒れて


「う、あ、うああああああ!!!!」


もう1人の無事なやつは仲間見捨ててにげた


「よわ…」