すると、輝はフッと笑って 「俺が気に入ったから」 と言った 「……あっそ…」 「なってくれる?」 「ならなきゃもっとめんどくさい」 「そう?じゃあ…」 輝はあたしの耳のそばで 「いつか、凛から"なってよかった"って言わせてやるよ…」 囁いた すぐにあたしは輝の胸を押した 「やれるもんなら」 挑発的に言葉を放つ 「これは負ける気しないかなー」 再びもとの輝に戻った