「はあ‼⁇待て‼」 オレンジ頭の大きい声を背に、あたしは逃げた 途中で数人の男に会ったけど何が何だかわかってないようで 簡単にビルから出ることができた 目の前は大通り 後ろから、「凛!」と誰かいってる げっ、追いかけてきた… あたしは近くの入り組んだ小道に入った 「凛!ダメだって!そっちは!」 あー、輝か でも振り返らない