なんだか、ここ凄い気持ちいい。

ふわふわ浮いてるみたいだ。

まるで綿菓子の上にいるみたい。

周りをみると辺りは真っ暗な闇に包まれていた。

「ここ、どこだろう?さっきまで、長の部屋にいたのに。」

ナツキはゆっくりと立ち上がり歩きだした。

とりあえず、真っ直ぐに進んでみる。

しばらく進むと辺りが明るくなってきた。

ナツキは明るくなっていく方向に歩いて行く。