「そうだ、ヤス。今から遠藤さんを呼んでよ」
今日中にキッチリ話をつけなくちゃ気が済まない。
「は?今からって?」
キョトン顔のヤスと葵はお互いに顔を見合わせた。
まさか葵も今日の今日、話をしようとあたしが言い出すとは思わなかったんだろう。
「どうしても話をしないといけないと思うの。だからファミレスでもどっかの居酒屋の個室でもいいから呼んで欲しい。お願い」
キョトン顔からギョッとして驚きの表情を見せる二人。
「ヤスと遠藤さんががこのストーカー行為のグルだってことを認めさせて謝罪してもらうの。今後のことも含め対処しておかないとダメだと思う。それで、しっかりと話をつけたあと一発ぶん殴ってやる」
腕をグルグル回す。
それぐらいしないとあたしの気がおさまらない。
それを見てヤスが怯えたような顔をした。
「柚音……お前マジで怖ぇよ。それでも女かよ」
「殴るのはどうかと思うけど、話をするのはいいかもな。証拠さえ掴んだらこっちのもんだし」
葵は同意してくれた。
それだけで心強い。



