ひまわり ~君があたしにくれたもの~


「おはよ。雅」


「おっはよー!ひまわりっ」


あたしにそう返事して


太陽みたいな笑顔をあたしに向ける。



ほんと、あたしとは正反対...。

「さ、突っ立ってないで行こっ!」

あたしの手を取って

強く握りしめる

こんなに外はさぶいのに

雅の手はとてもあったかい。


「うんー!」

強く雅の手を握り返す

やっぱり雅といると

心がすごく落ち着く。


「...あ」

そういって、何かを思い出したように

あたしの顔をじっとみつめて、


「そうだ、そうだったーーー!!」