南月・・・何で自殺なんかしたの・・・?

命が助かったのは、不幸中の幸い。


2月の大会で会ったとき、南月は言ってたよね?

おばあちゃんから教えてもらったことを生かして生きていく、って。

あれはウソだったの?

すると南陽さんが来た。南陽さんはそっと私の横の座った。

「ねえ、何であの子が自殺いたか知ってる?」

優しい声で南陽さんが聞いてきた。

「おばあさんの事ですか?」

私は答える。

「うん。まあ、それもあるんだろうけど、違う理由もあってね・・・  その理由、聞きたい?」

「はい。聞かせてください。」

「じゃあ、話すね。  あの子はおばあちゃんが亡くなってから、ずっと元気がなかった。でもそんなときに、慰めてくれた男の子がいたらしいの。その子のお陰で南月は元気にった。」

これは南月からも聞いた。

南陽さんは続ける。


「それで南月はその男の子と付き合ってたの。でも、最近、彼氏とその友達が話してるのを聞いちゃったらしいの。話の内容は南月についてだった。彼氏は南月のことをバカにしてた。いい年して、おばあさんのことでそんなに落ち込むなんてバカみたい、って。それで南月は・・・」

「そうなんですか・・・」

するとそこに南月のお母さんと私の母さんが来た。

「空兼ちゃん、今日はありがとう。南月のに意識が戻ったらまた連絡するから、会いに来てやってね。」

「はい。もちろんです。」

「じゃあ空兼、今日は帰りましょうか。」

「うん。」

病院を出たところで成柚と成柚ママに会った。

少し挨拶をして別れた。