最強執事と天然お嬢様












あたしは泣きながらも前に進んだ







けど、こっちが前かなんてわからない







ただ、ただひたすら歩き続けた







あーあ







せっかくしてもらったメイクもぐちゃぐちゃ






浴衣歩きずらいし






手は夏だというのにひんやりしてる







こんな楽しい場所で下を向いて歩いてるのはあたしだけだ






みんな、空の花に夢中なんだから・・・