画面には『紗菜お嬢様』の文字 「もしも「紗菜お嬢様!!どちらにいらっしゃるんですか?!」 俺は柄にもなく声を荒げた 「・・・・・・・・中庭」 紗菜お嬢様の声は小さく、よわよわしかった 俺は紗菜お嬢様にそこから動かないように言って、学校の中庭に走った 昔から足は速かったし、暗記力は長けてた 1回しか見てない学校の地図を覚えてるのはその暗記力のおかげだ 足が速くて良かった・・・一刻も早く紗菜お嬢様の所にいかねーと