「つれてきました」 昨日のやくざのお兄さんが言った いやぁ・・・それはねぇだろ 確かに俺は斉藤さんに迎えを頼んだはず どうして・・・ 紗菜様はやくざの人の腕の中で眠っていた 「太ちゃんが、この子が起きたときに聖架と付き合ってるからお前とは一緒に居れないって言ってくれたら・・・この子は普通に家に帰してあげるよ」 ほんとに悪魔みたいな女だ・・・