時は流れあれから三日後
今日は彼らが来る最後の日

「なぁ… 悠季 うちの親とあの子の親なんか怪しい…」
そう 悠季に口を開けば
「何かあった?」 と訪ねてきた。

「実家に戻ってみたんだ
この間
お前らの経緯が書いてある」

おれはある一枚の紙を悠季に見せる。
紙をみてる悠季と 隣の部屋にいる彼女達を ただボーッと見ていた。

彼が読み終わった事を確認すると

「あの子の事 助けて守ってやれよ?」

そう言っておれは 悠季の頭を軽く撫でた。




そして 一時間後

「あれー?
どうしたの? 二人とも深刻そうな顔して…」

俺たちを見るや吏真は不思議そうに訪ねた。


「吏真 後で話がある。」

おれはそれだけを言って
違う話題に話を変えた。





それから四人で食事を取り
「また遊びに来なよ?」


吏真が気楽に声をかけた。

二人は声を揃えて『はい また来ます』 そう声を揃えて返事した。