「……」 さっきから勇一さんが私の顔を見てる。 なんだろう…? なんか付いてるのかな…。 「美桜ちゃんって、いつも家で化粧してる? 朝とか…。」 「してないです…。」 家に上がったばかりのときの緊張は消え、今では普通に話せるようになった。 けど… どうして突然そんなこと聞いてきたのかな…? 「…分かった。」 「え?なにがですか?」