昔の俺みたいだな...。



俺はいつのまにか儚い表情で二人を見つめていたことに気づかなかった。




俺はカバンを持ち校門をでた。



そこでもキャッキャ言ってる女が視線を向けてくる。



まぁ慣れてるけど。



でもこんなのに慣れてもどうにもなんないけど..。




俺の家は学校から歩いて20分近くのところにある。



俺のような下校中の高校生などで賑わっている道を通り、住んでいるマンションに着いた。



俺のマンションはセキュリティも整っていて、家賃もそこそこ高く部屋数も多い家族向けの家。



まぁ俺は一人暮らしだけど...。



俺はカード式の鍵で鍵をあけカバンをソファーに投げ捨て自分の部屋へ行きベットへ入った。



そして俺は何も考えずに瞼を閉じた。