やっぱりこうなると思った。



俺はまずその場で立ち上がり次々と男たちをかわし、男たちの後ろへ回り込んだ。



そして男たちが振りかえると同時に次々に鳩尾に拳を入れていく。



男たちは「うっ」とか言いながら倒れていった。



弱っ。



これでも男かよ。



まぁ顔を殴らなかっただけ感謝してほしい。



はぁー。



入学してまだ2日目で殴りあいとかまじ有り得ん。


時計を見るともう昼休みが終わる時間だった。



はぁー。



なにもかもこいつらのせいだ。



俺は地面に転がってる男たちを上から睨み付け教室に戻る。


てか俺今日何回溜め息ついてんだよ。