行く当てなんかないのに… 夜の街を一人彷徨った ネオンが眩しく、客引きの店員が何度か声をかけてきたがすべて無視した ここ最近大した物を口にしていなかった私は、足元もおぼつかず、フラフラと歩いていた そんな時一人の男性にぶつかり、その勢いで尻餅をついてしまった 私は急いで謝り、立ち上がろうとした しかし、身体に力が入らず、そのまま地面に座り込んでしまった