社長×秘書



「帰って来なくていいの?」


「だめ…」


「良かった。帰って来なくていいって言われたらどうしようかと思った」


誠が私を抱き寄せ耳元で囁く


「これから先ずっと、ここがお前の帰る場所だから」


子供の頃、帰る家が無かった私にとって、それは最高に幸せな言葉だった