「女たらしで、朝が弱くて、面倒臭がり?」 社長が耳元で囁いた それは私が会長に向けて言った言葉だ 「そんなところも、愛してます」 「覚悟しろよ」 そう言って社長に軽々と抱きかかえられ、おろされたのはベッドの上だった 「優しくなんてしないからな」 次から次に降ってくるキスの嵐 あんなことを言っていても、私に触れる手はすごく優しい