社長×秘書



「お前は一生、親父の言う通りに生きていくつもりなのか?


親父がこいつと結婚しろと言えば、どんな奴だろうと結婚し、この仕事をやれと言われればどんな仕事だってやるのか?」


「それは…」


「俺がお前を救ってやる」


救う…その言葉が心に深く突き刺さった


会長のことは心底尊敬しているし、恩を忘れることは一生無い


しかし、その思いに私はとらわれすぎていたのかもしれない