「で、仕方なく手伝ったんす。そしたら美和子さん、その間中喋ってるんすよ。 『面白れぇおばさんだなぁ』って思ってたんすけど、途中から俺の話になって…」 「京ちゃんの話に?」 「『あんた、毎日ここ通るだろ』って。いつも俺が通るの見てたらしいんですよ。 で、今日は喧嘩勝ったのか~、とか、今日は負けたのか~、とか。 俺の表情見て勝手に思ってたらしいんですよね」 「美和子さんらしいね」 思わず笑みがこぼれた