案の定、社長は意味が分からないといった顔をしている


「まことに勝手ながら、社長の看病をさせていただきます」


「はぁ?」


「だって社長、家に帰ってもろくなもの食べないでしょ!一人暮らしなんだから家政婦さんだっていないし。
言っておきますけど、社長に拒否権はありませんよ?」


そして私は強引に社長の家へ上がり込んだ