「…そうか。そろそろ行くぞ」 「「はい」」 私は助手席、水瀬は社長の隣に座った 本当は私がそこに座りたい こんなに近くにいるのに、触れることも話すことすら許されない ただここで水瀬にバレれば、恐らく社長とは二度と会えなくなってしまうだろう 「着きました」 冴木さんの声で窓の外を見る