急いで駆け寄って社長の体を抱きかかえると、すごく熱気を感じた 額に手を当てると、すごい熱があるようだった 何とかソファーまで連れて行き、後輩に言って冷たいタオルを持ってきてもらった 「社長、大丈夫ですか?病院、行かれますか?」 「嫌だ…」 こんな時まで子どもみたいに… 「会談、行かないと…」 うなされるようにそう言った社長に、思わず怒鳴ってしまった