「失礼します」 どんどん攻めると言った社長の言葉に偽りは無く、私が部屋に来る度、いつも優しい笑みを浮かべる 「社長、ちょっとお話が…」 「何?」 「水瀬の事なんですが…、もう一度社長の秘書をやらせて頂けませんか?」 社長の顔が一瞬で曇った 「理由は?」