和哉「なぁ、いいだろ。」 ヒロト「わかった。でも俺、忙しいんだ。」 和哉「もうどっかのバンドに入って居るのか?」 和哉は昔から鋭い。だが、バンドの事は、言ってはならない。 これが、高校に通うルール。 ヒロト「そんなんじゃないんだ。バイトしてんだ。まぁ音楽関係の。」 ヒロトは、万が一の為にそう言った。 音楽関係なら、マネージャーに話せば、何とかなる。