2人の間に、それぞれ違う種類の緊張が走った。
佳乃の少し上から、真っ直ぐな視線が降って来る。
逸らすことも出来ず、見上げて、言葉を待つ。
何も言わない崇文に、ただ緊張だけが募った。
「あの・・・先日は、ホントすみませんでした!!」
とにかく、謝るのが先だ。
「い・・・いえ、お気になさらず。」
人前で深々と頭を下げられる崇文を、佳乃は思わず感心した。
こんな人材が、企画に居たらおもしろいかもしれない・・・なんて、関係の無い事までよぎってしまう。
だがその考えも、次の崇文の一言で、一気に吹っ飛ぶことになる。
佳乃の少し上から、真っ直ぐな視線が降って来る。
逸らすことも出来ず、見上げて、言葉を待つ。
何も言わない崇文に、ただ緊張だけが募った。
「あの・・・先日は、ホントすみませんでした!!」
とにかく、謝るのが先だ。
「い・・・いえ、お気になさらず。」
人前で深々と頭を下げられる崇文を、佳乃は思わず感心した。
こんな人材が、企画に居たらおもしろいかもしれない・・・なんて、関係の無い事までよぎってしまう。
だがその考えも、次の崇文の一言で、一気に吹っ飛ぶことになる。

