一回目の打ち合わせでほとんど要望を言い切ったのか、あまり大きな変更点が無いまま、二回目の打ち合わせも終わる。
この次の打合せは、試作品が出来た時だ。
簡単に書類整理をして、デスクを立つ。
部下に片付けを頼み、佳乃はWORLDS ENDのメンバーをドアへと誘おうと立ちあがった。
だが、深音と渚は九条に絡んでいて、翼も深音に腕を引っ張られていて動けない。
その場に立ちあがっていたのは、崇文だけ。
目が合って佳乃が微笑みかければ、気まずそうに逸らされた。
(やっぱ、好きだ・・・!)
熱くなる顔。
力が入る体。
うつむいてやり過ごそうとしても、無理だった。
この次の打合せは、試作品が出来た時だ。
簡単に書類整理をして、デスクを立つ。
部下に片付けを頼み、佳乃はWORLDS ENDのメンバーをドアへと誘おうと立ちあがった。
だが、深音と渚は九条に絡んでいて、翼も深音に腕を引っ張られていて動けない。
その場に立ちあがっていたのは、崇文だけ。
目が合って佳乃が微笑みかければ、気まずそうに逸らされた。
(やっぱ、好きだ・・・!)
熱くなる顔。
力が入る体。
うつむいてやり過ごそうとしても、無理だった。

