【コラボ】忘れられないヒト

すると。




「すー・・・すー・・・。」




かすかな寝息が、佳乃の耳に届いた。

仕方ないと溜め息を隠せないまま、隣に行って体を横たえてやる。


酔った分眠りは深いようで、動かしても起きる気配は無い。

佳乃はバッグから自分の携帯電話とファイルを取り出して、それに書いてある電話番号を見ながら、ある人物に電話をかけた。