お父さんが暴力をふるいだしたのはあたしが小学6年の時。
なんで暴力をふるいだしたのかは全く分からない。
覚えてるのは寝室の電気スタンドで殴られたこと。
怖かった。とにかく怖かった。
電球は割れて、スタンドは折れて。
あたしの腕には血がたくさんついていて。
お父さんはそれを教育だと言っていた。
お母さんは部屋の外で泣いてばかりで助けてはくれなかった。
誰も助けてくれないこの状況で
あたしはおもった。
あたしが強くなればいい
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