気がつけば雨は上がり、虹が出ていた。
「虹キレイだね!」
さっきとは違い、いつも高津愛里須に戻った彼女が笑う。
「あぁ、高津さんの傘みたいだね」
「へへへっ キレイでしょ?お気に入りなんだ」
「そっか、大事にしなよ?高津さんはすぐに物壊すって佐久間が言ってたから」
「また享くんだ!そんなことないからね」
「ハイハイ、分かったよ!
あ、うち来た」
「あ、そっか、」
もう少し一緒にいたかった気もするし、女の子1人を置いて帰るのも気が引けたが、しつこいのも嫌われるかと思いおとなしく車に乗り込む。
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