腹ごしらえを終えて図書館に戻ると30分前には空いていたはずの向かい側の席が埋まっていた。 向かい側の人は座高が低く、よく見えない。ただひたすらにノートに必死にシャーペンをはしらせていた。 ほのかに茶色いショートカットの髪が太陽の光に浴びてキラキラと輝くようすはどこかで見覚えがあった。 「どこかで…‥あ、」 ようやく思い出し小さく声をだすとそれに気づいたのか俺の予想した人と同じ人が顔を上げた。