桜咲く



土方「ちょっと待て。取り敢えずそれ返せ。」



そう言い、土方は美恋に手を差し出した。




パンッ!




すかさず、沖田がその手を叩く。




土方「何してんだよテメェェェェ!!」



沖田「いや、手を出したから叩いていいのかなって思いまして~。」



ニコニコと笑う沖田。
土方は、怒りながら美恋から発句集を奪い取った。



土方「で?その浪士達はどうしたんだよ?」



沖田「あぁ。忘れてました。五人居たんですが、全員気絶しちゃったから縄で縛って転がしときましたー。」




土方「何でそれを早く言わねぇぇぇ!おい、島田。」



土方が呼ぶと



島田「はっ。」



天井から人が降りてきた。



美愛「⁈」



まだ島田の存在を知らなかった美愛は驚いた。




土方「今の話聞いてただろ?至急向かってくれ。」



島田「御意。」



島田はサッと音を立てずに消えた。