屯所への帰り道
沖田「今あなたが話してくれた事を、皆にも話した方がいいと思うんですけど…。話してくれますか?」
美恋「……沖田さんが、隣に居てくれるなら…。」
沖田「もちろん居ますよ。それに、もう家族なんだから沖田さんじゃなくて総司でいいですよ?」
美恋「本当ですか?では、総司じゃなくて、総ちゃんって呼んでいいですか⁈」
美恋はやたらとあだ名を付けたがる。
沖田「総ちゃんですか…。恥ずかしいけど、まぁいいです。あと、敬語じゃなくていいですよ?本当は、そっちの方が話しやすいんでしょう?」
美恋「ありがとう。でも、総ちゃんは何で敬語なの?仲いい人にも敬語でしょ?」
沖田「私の場合は、もぅ癖になってるだけですよ。…美恋さん。」
美恋「はい。五人くらいですかね。」
敵に囲まれたのである。
沖田「いい加減出てきたらどうですか?」
すると、浪士が五人出てきた。
浪士「壬生浪士組の者だな?」
沖田「そうですけど。何か御用ですか~?」
こんな時にものん気な沖田に、浪士達は苛立ちを隠せない。
浪士「殺っちまえ!」
一人の浪士の叫び声をきっかけに、一斉にかかってきた。

