だが、隊士達に向ける笑顔は優しい。
暫く歩き、もう少しで巡査が終わる頃…
沖田「あ~!!!」
いきなり、沖田が後ろの方で大きな声を出した。
隊士「沖田組長、どうしましたかっ⁈」
隊士達が緊迫な雰囲気に包まれた。
沖田「ここって、新しく出来た甘味処ですよね⁈」
何だそんな事かと皆が思ったに違いない。
だが、甘味が大好きな沖田にとって、これは一大事である。
目をキラキラさせている沖田に呆れながらも伍長である中倉が言った。
中倉「組長、行って来ていいですよ。土方副長には上手く誤魔化しとくんで。」
沖田「恩にきります!!」
ニコニコしながら沖田が中倉の手をとりブンブン振り回している。
沖田「美恋さんも一緒に行きません?女子は、甘い物がお好きでしょう?」
沖田の言葉の意図を汲み取った美恋は、了承した。

