桜咲く


ー巡査中ー


普通、巡査の時は組長が先頭を歩くのだが…



沖田は一番後ろを歩いていた。


隊士が言うにはその時の気分だとか。



途中でよく抜け出し甘味処へ行ったりする沖田であるが、幹部からはもちろん隊士達からも好かれていた。



稽古や隊務の時は厳しいが、それ以外では友達として接してくれ、皆に優しいのだとか。



美恋は隊士からそれを聞いた時、信じられなかった。


何しろ、沖田は美恋達をまだ仲間と認めていないため、笑顔を向けているが、視線が冷たいのだ。