帰って来てすぐ理由を話す事を余儀なくされた。
美恋「すみません。昨日、沖田さんが行ってからすぐ、私が厠へ行きたくなっちゃって。店の人に聞いて厠へは行けたんですが…」
美愛「帰り道、迷ってな。日も暮れて来たしどうしようかと途方に暮れている所を親切な奴が現れて、泊めてくれたんだよ。」
美恋「お言葉に甘えて泊めてもらい、朝起きて道を聞いて帰って来た次第です。」
美恋は、心を許した者とそうでない者との前では全く態度が違う。
最も、未来では心を許している者など美愛だけであったが。
土方「そうか。今度からはなるべく言うようにしろよ。」
美恋「すみませんでした。」
そう言って二人は頭を下げた。
沖田「なんだ~。脱走じゃなかったんですねー。」
至極どうでもよさそうに沖田が言う。

