桜咲く



永倉「はぁ、まあとりあえず行くか。」


沖田「はい!壬生寺です。」


そう言い残し、沖田はスキップで行ってしまった。


永倉「何であんなに楽しそうなんだよ…」


永倉もしぶしぶ後を追った。


ー壬生寺ー


沖田「新八さん、こっちです。早く早くっ!」


永倉「はいはい…。おっ、こりゃ2人ともずいぶん別嬪な女子だな!」


沖田「何もしないで下さいよ?」


疑いの眼差しで永倉を見る沖田。


永倉「しねぇよ!ってか、お前が呼んだんだろ?」


そんなくだらないやり取りをしながら
2人は少女たちを屯所に運んだ。