桜咲く




美愛「それはな、どうでもいいからだ。」



沖田「どうでもいい?」


美恋「はい、過去へ来ようが未来へ行こうが、生きていようが、死んでいようが、どうでもいいんです。」



斎藤「ふむ。して、何故だ?」




誰もが、斎藤…。空気読めよと思った瞬間であった。



美恋「いずれ、話せる時が来たらお話しします。今は待ってもらえませんか?」




近藤「あぁ。いつまでも待つぞ!」




藤堂「あ、今更だけど僕たち自己紹介まだだったよね?」



空気を変えようとわざと明るく言う藤堂。



美愛「本当に今更だな。」



ふっ、と笑う美愛にみんなが見とれた。



原田「お前、いつも笑っとけよ!笑った方が可愛いぞ?」



恥ずかしい事をサラッと言う原田。
美愛は照れた。



美愛「っ~!!それより、自己紹介はどうした自己紹介は!!」