美恋「いえ、何でもないですっ!」
沖田「そうですか…?あっ!それより、目が覚めたら近藤さんの部屋に行かなければいけないんだった!行けますか?」
美愛「あぁ。大丈夫だ。」
沖田「では、行きましょう!」
沖田がニコニコ笑って部屋をでる。
美恋(この人、美男子だけどとても胡散臭い笑顔だな。まるで、私と同じみたい。)
美愛「どうした、美恋?」
美恋「ううん、何もないよ?それよりここって…。」
美愛「あぁ。幕末に来ちまったらしいな。」
美愛と美恋が前を歩いている沖田に聞こえないように小さな声で喋る。
美恋「どうするの?」
美愛「まぁ、とりあえず私に話を合わせてくれ。」
美恋「わかった!」
前を歩いていた沖田が急に止まった。
美恋「うわっ!」
沖田「あはは!着きましたよ!」
中には八人の人がいた。

