「ところでさぁ、凛音たちヒマ?」

突然、愛瑠叶が呼び捨てにしてきた!

私たちのコトを呼び捨てにする人いないから、ドキッときたわ!!
危ない危ない

ケド、軽い女に見られるのはちょっとシャクだから平然を装った。


「ヒマだよぉ」


「んじゃ、遊びに行かね?」

ラッキー♪
ヒマでヒマで大変だったんだよね~☆


「イイよぉ!行こ行こ♪」
わたしと愛瑠叶はノリノリ


だけど、蘭と愁はダルそう


「あのさ、盛り上がってるとこで悪いんだけど…
俺ら行かないよ。」

愁が申し訳なさそうに言った。


「「え~!なんで!」」

私と愛瑠叶の声がピッタリ合った。