「んー、わかったよ! 悪気はなかったみたいだし、それほど蘭のこと好きなんだってわかったから!!」 さすが凜! わかってくれたわ! 問題は蘭だな…… 「ありがと、凜!」 「蘭は許してくれる?」 俺は蘭の機嫌を損ねないように聞いた。 「あたし?あたしも許すよ~! 愛瑠叶が凜のことどれほど好きか分かったし、なによりも自分から進んで謝ったとこが良かったよ。 総長っぽかった!」