黒愛~美人双子姉妹の運命~




「――…っ来ないでっ!」


あっ砂矢の声だっ


「要っ!あっち!!」


あたしをだっこしたままの要に指示するあたし

「りょーかい」

早く…砂矢のとこに…っ




「…砂矢?」


「っいや!来ないでって言ってるでしょっ!!」


空き教室から聞こえた砂矢と健くんの声…


「…っ」


あたしをそっと下ろして
不安なあたしの頭を撫で優しく微笑む要…

―大丈夫だ…

要がそう言ってくれてるように聞こえて…あたしは気合いを入れてドアを開けた