「…健…ちゃん?」
固まった…さっきまではたら~と椅子に座ってた健くんが前を向いたまま…一瞬で固まった…
ありゃー
「…さ…砂矢?…」
恐る恐る振り返る健くん
「……ぇ?…」
びっくりした顔の健くん
あたしからは砂矢の顔は見えなくて…
「っ健のばかっ!!」
――ダッ…
砂矢があたしの横を走ってく…その顔は…今にも泣きそうで…苦しそうに顔を歪ませてた
「っ砂矢??!」
健くんが砂矢を追い掛けてく…
一瞬の出来事に動かない体……は…早く砂矢のとこに行かなきゃ…
頭では分かってるのに足が動かないっっ
あたしが一人でテンパってると

